ゲリー・カー／バッハ:無伴奏チェロ第1番、第2番、第3番（コントラバスでの演奏）

バッハ ①無伴奏チェロ組曲第3番 BWV.1009 ②無伴奏チェロ組曲第2番 BWV.1008 ③無伴奏チェロ組曲第1番 BWV.1007 ゲリー・カー(コントラバス) 録音:1997年 “コントラバスの巨人”ゲリー・カーが、バッハの「無伴奏チェロ組曲」をコントラバスで演奏したアルバム。1997年に録音された第1～3番を収録。ゲリー・カーの自宅スタジオで録音されたもの。完璧な音程とテクニック、深々とした音色を堪能できる。（第4～6番は2005年に収録） たいへんな名曲なので、本来のチェロだけでは無く、ヴィオラの演奏(今井信子の演奏など)もありますが、やはりコントラバスで弾くのは至難の技、しかし、ゲリー・カーはその卓抜なテクニックで奇をてらわす、真正面からバッハに挑んでいます。カーの自宅スタジオで録音された音は反響音が少なくリアル、低音の魅力もしっかり味わえます。無伴奏チェロ組曲ファン、コントラバス・ファン、バッハ大好きの方にオススメしたいです。 弦楽器低音のよさを求めるならカーに限る。コントラバスの低音のよさを十分に味わうことが出来る。ただ、本来、チェロのために書かれた曲なのであろうか、コントラバスでは出せない繊細な美しさではチェロにかなわないところもあるが、ゆったりとしたコントラバスでこの曲を味わうならカーだろう。 コントラバスによるバッハの無伴奏チェロソナタ。初出時はあまり話題にならず、やっぱりゲテモノ扱いにされているのだろうか。演奏は低弦がコントラバス特有の轟音になる。コントラバスが好きなら楽しめる。半面チェロのような軽やかさはなくなるが、これは避けられない。楽器もアマティの名器で、分割振動が極めて美しい。 ゲリーカーの演奏としては地味に感じますが、音量を上げてじっくり聞いてみると、技巧的なテクニックに魅了され吸い込まれていく。反響音の少ないリアルな音で、低音もしっかりでています。本当に良い音です。 コントラバスでバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いてしまうなんて。心に響く録音です。チェロの演奏とは一味違うけど、決して奇をてらっていないところがいい。ロン・カーターのピチカート奏法と聴き比べると、さらにこの演奏の良さがわかる。 国内盤【廃盤】【希少盤】帯付き、盤面傷無し 開封済ですが新品に近い美品です27 ＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)