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3CDピアノの詩人ヴィルヘルム・ケンプによるベートーヴェンの十大ピアノソナタ

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「鍵盤の獅子王」と呼ばれた、同じヴィルヘルムの名を持つバックハウス(1884-1969)と共に十九世紀の伝統を受け継いだピアニスト。 ヴィルヘルム・ケンプ(1895-1991)は「ピアノの詩人」とも呼ばれ、前者の透徹した芸風と対照的な、暖かい詩情に満ちた演奏で日本の愛好家を魅了しました。 この2人は共にベートーヴェンのピアノソナタ全集を完成していますが、ケンプはシューベルトの全集でも知られています。 1954年には、この2人が相次いで来日し、愛好家を狂喜させましたが、70歳だったバックハウスはこのときが唯一の機会だったのに対し、還暦前だったケンプはベートーヴェン生誕二百年の機会など、1979年まで計10回も日本の聴衆を喜ばせています。 ここでの3CDでは、楽聖ベートーヴェン(1770-1827)が交響曲、弦楽四重奏と共に、生涯を通じて追求した全32曲のピアノソナタの分野から、その芸術の発展を味わえる名曲をいいとこ取りで味わえます。 瑞々しくも野心も見え隠れする初期の第8番「悲愴」(1799)、第14番「月光」(1802)。 これらはLP時代から自然でありながら充実した名演とされたもの。タイトルから期待されるものがそのまま聴こえます。 エネルギーの充満した中期の第21番「ワルトシュタイン」(1804)、「熱情」(1805)。 ケンプの叙情的な特徴から離れた世界観からバックハウスなどが評価された領域ですが、聴き直すと、とても心に寄り添ってくる演奏。 そして、ナポレオン戦争を経て、肉体の衰えや心労から、より内面的な世界を模索した後期の独自の境地の6曲。この辺りになるとケンプの感興豊かな境地が生きて来ます。 第27番(1814)は不思議な領域に踏み込んだ謎の作品で、楽章が2つだけ14分という簡潔さからして中期の壮大さに別れを告げています。歌謡的な第2楽章の歌心やソ連の巨匠リヒテルが名演を残した事でも知られるもの。 第28番(1816)はエルトマン男爵夫人に捧げられた異常にロマンティックなソナタ。 これらの曲のケンプの演奏はその深い感情が高く評価されていました。 第29番「ハンマークラヴィーア」(1819)は前の2作を跳躍台にしたかのような交響的大伽藍。 後期3大ソナタ(1820-22)の三部作の至高の領域も内省的な名演。 自宅保管レベルですが盤面良好です。
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