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サンカ学入門 礫川 全次

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書き込みなし。 出雲族との関係性を知りたかったのですが、それに関する記述はありませんでした。しかし、八切止夫の話やサンカ文字と神代文字の類似性は参考になりました。 本書では明治〜大正の資料や柳田邦夫を初め多くの専門家の文献を参考にその実像にせまります。 サンカ 明治〜大正初年までは凶悪な犯罪集団を意味、山人に関心を抱いた柳田國男が、明治末以降に民俗学的論考を行い、箕直し・川漁などの生業を持つ漂泊民という概念も普及 ◯概要 サンカは1960年代まで日本にいた漂泊民。 歴史民俗学研究会メンバー中心に「サンカ学研究会」を組織し「サンカ学叢書」を発刊。その第一弾が本書。 本書スタンス 目指す研究姿勢は客観的・現実的・学問的なもの。サンカへの幻影を取り払い実像に迫ることが使命 本書は前著「サンカと説教強盗」の仮説から出発 ↓ 前著の結論(仮説) ①警察用語、犯罪学用語としての「山窩」に由来 ②明治〜大正にかけ山中を拠点に広域で兇悪犯罪を繰り返した犯罪集団または準犯罪集団を指す。 ③これらの犯罪集団は漂泊民と何らかの関わりを持つ ④犯罪集団を構成したのは多様な人々であり、単純に漂泊民と山窩犯罪集団を結びつけれない ⑤漂泊民は近代以降「山窩」犯罪集団と混同される。漂泊民がサンカと総称されるようになった理由 本書のサンカ定義 箕作り、川漁等を業とする漂泊民ないし回遊民を指す民俗学上用語。それら漂泊民を中心とする多様な職掌の人々の総称。幕末期に発生した流民が「サンカ」と呼ばれ、明治期に発生した漂泊系の犯罪集団が警察から「山窩」と呼ばれた 筆者の柳田民俗学に対する考察 初期段階ではサンカに先住民族の幻影を求めるが犯罪との関わりも熟知 ↓ 大正初年には「治安対策」の対象として意識 ↓ 大正中期以降、サンカに対し「夢とロマン」を求めはじめる ↓その後 漂泊民としてのサンカは衰亡、常民の落伍者が加わり悪性の団体として警察にマークされる山窩へ ↓ 柳田は「現実のサンカ」に夢とロマンを託すことを断念。犯罪集団的山窩観を受入れ ↓ 大正中期の部落解放運動のために山人・ 漂泊民・被差別民等に対する関心を断ち、その関心と研究の対象を「常民」へとシフト ↓ 柳田民俗学ではサンカの存在は大きな比重占める。 その他 #イーパ精神世界

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