神に聴くすべを知っているなら　ミッシエル・クオスト

神に聴くすべを知っているなら　ミッシエル・クオスト 1982年 10版　定価　1300円　日本基督教団出版局 目立った傷汚れは、ありませんが、表紙、裏表紙の白い部分が、薄く黒ずんでいます。(カビ？) 痛みやすい四隅等をPhoto10〜18に撮りましたので、ご参照願います。 枚数の制限があるので、全部 写真に撮りきれない場合があることをご了承願います。 過度に状態を気にする方は購入をお控え下さい。 傷など確認はしておりますが、見落とし等がある場合がありますのでご理解ください。 C.H.ブシャール 1930年カナダ、ケベック州、センタン・ド ・ボウブレに生まれる。1952年ラバル大学 文学部卒業・レデンプトール神学院にて、 1956年叙階をうけて神父となり,58年に来日.鎌倉,長崎、岡谷を歴任。1966年オタワ大学で修士号(宗教学)をうけ、現在、 雪ノ下カトリック教会司祭 ここにしるされている祈りは、書かれるまえに実際に生活され、かつ祈られたことである。これらの祈りは、神に日々自らをささげる献身的なキリスト者の生活体験からほとばしり出たものである。 こうした祈りの経験が、他の人々をあらゆる点において神に近づけ、祈りを通して彼らの生活を変革するための一助となり、世俗の生活の中に力強く働く祈りの衝動となるなら幸甚である。 特にこれらの祈りの中には、既成のモラルや固定化した教会に対するはげしいプロテストが感じられ、 その点ではプロテスタント的でもあり、他方、カトリック的敬虔さがセキュラーなものと調和して、ユ ニークな味をかもし出している。 そういう意味で、これらの祈りが、エキュメニカルな理解への一つの布石となることができるように 祈ってやまない。 著者ミシェル・クオストは、パリのカトリック大学院ドクターコースを優秀な成績で卒業し、二つの賞をうけて前途を祝福された社会科学者である。 彼は「パリの労働者階級の社会学的研究」と題する博士論文を書くとき、四ヵ月の間、貧民街に居を移して、彼らと起居を共にしながら生活したのが機 緑となって、現在、ル・アーヴルというフランス北部の町で青少年指導の司祭をしている。