1 / 20

Please read the item description carefully as the item photos may not match the actual product. View original page

Translate

冷泉家の至宝展 図版 京の雅・和歌のこころ

Price

¥ 1,200

Item Condition
No apparent damage/stain
Japan Domestic Shipping
Free
Estimated Shipping Time
Within 1~2 days(reference only)
Seller
にゃあく
More
Rating
2628
2
冷泉家の至宝展 図版 京の雅・和歌のこころ 東京都美術館 平成9年8月30日―10月12日 平安時代藤原道長の6男長家を曽祖父に俊成が生まれ、そしてその子息の定家――平安時代から鎌倉時代に活躍した歌人の家系――冷泉家のルーツ。代々和歌を家業として朝廷に仕え、定家の孫為相から冷泉家を名のる。 京都御所北隣に現存する冷泉家屋敷は唯一の公家屋敷として国の重要文化財に指定。屋敷内には藤原定家の日記『明月記』や定家筆『古今和歌集』をはじめとする800年間の貴重資料2万点以上が保存されている。財団法人「冷泉家時雨亭文庫」が資料の保存・公開。当家の伝統的な習俗やしきたりも映像や出版物で紹介。 冷泉家は、歌聖と仰がれる藤原俊成、定家を祖に持つ「和歌の家」で、八百年の長きにわたり和歌の宗家としての伝統を守り続けてきました。 冷泉家の「御文庫」と呼ばれる蔵には、俊成、定家の手による『古来風躰抄』『古今和歌集』『明月記』をはじめ、膨大な数の著名な典籍類が納められています。〈ごあいさつより〉 冷泉家の古典籍の中核をなすのは、藤原俊成・定家・為家の遺産である。冷泉家には室町時代初期の蔵書目録が残されている。……。俊成・定家・為家の三代は、いずれも勅撰集撰者、しかもそれぞれ『千載集』『新勅撰集』『続後撰集』の単独撰者となった。………。ことに定家の名声は高く、没後しばらくのうちから歌聖として崇拝されるほどであった。〈冷泉家の古典籍より 菅原孝標女の作である『更級日記』は、高等学校の教科書にも採用されている有名な古典作品であるが、現在伝わっている伝本は、すべて御物の藤原定家書写本の流れに立ち、もし定家が書写していなければ、この作品は世に存在しなかったということも考えられる。また、現在、販売されている『伊勢物語』『源氏物語』『古今集』『後撰集』『拾遺』などの古典のテキストは、おおむね定家書写本の流れに立つ本を活字化したものであって、それ以外の系統の本文に依拠した本を購入するのはきわめて困難だと言わざるを得ない。〈藤原定家の古典書写より〉 定家本人は自分の字を悪筆と思っていたらしい。だが、のちの時代に「定家様」は人気を博し、特に江戸時代は茶人の間で流行した。茶道宗匠小堀遠州は定家様の名人として有名。徳川家康も書道の手本にしたという。 本書は1kg超、宅急便コンパクトでの配送となります。
Translate