光る原子、波うつ電子

ご覧いただきありがとうございます。 光る原子、波うつ電子 著者：伏見康治 編者：小沼通二 出版社：丸善(株) 2008年 サイズ：A5版よりやや小さい 総ページ数：240 購入時価格：1800円 1941年から1945年にかけて、雑誌「図解科学」(中央公論社 監修：仁科芳雄)に連載された10編の原子物理の解説記事をまとめたものです。太平洋戦争さなかの時期に、このような基礎科学の雑誌が刊行されていたことは驚きです。 題目は、飛び交う分子、燃える分子、原子建築、震えるエーテル、流れる電子、波うつ電子、光のつぶて、光る原子、原子模型、原子アンテナ となっています。 高校物理の範囲内で理解できる内容になっており、わかりやすくするために図が多用されています。当然のことながら最近の話題は含まれていませんが、大学初年級の自然科学概論や少人数セミナーの副読本として使用できると思います。 本体には目立った汚れや傷また書き込みはなく、ほぼ新品の状態に保たれています。ただ、外カバーには経年による色褪せがあります。ご了承ください。