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★希少本‼️布装丁 アンの愛情 モンゴメリ作 村岡花子訳 三笠書房

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ぽんちゃん
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〈説明文は全て独自で書いております。無断使用はご遠慮下さい。〉 ★1966年第一刷刊行。函付き。ビニカバ無し。 ★函=全体に経年劣化大。背に傷。スレ傷汚れ、    小破れ有り。 ★本体=三方に経年ヤケ、シミ汚れ有り。    小口側上部に折れ跡のあるページ有り。    本文ページ内、小さな汚れが有るページ有。 ★★製本自体はしっかりとしており、口絵も綺麗で、本文ページ内大きなシミ汚れ等は無く、通読に支障はございません。★★  さて、我らがアンもいよいよ大学生!1900年頃と思われます。  凄いなあ、と思うのは、資産家では無いアンが、奨学金を勝ち取って共学のレドモンド大へ進学したこと。  その当時の日本は、やっと津田梅子女史が、日本初の女子大を創設されたばかり。当然、裕福なご家庭の子女(の内でも、進歩的な考えの両親に恵まれた方でしょうね)が通う所で、間違っても庶民が行ける所では無かったんですから。  この巻を通して絶大な印象を残すフィリパ•ゴードンとの最初の会見シーン、墓石の上での会話は、若い娘らしい楽しさに満ち溢れています。  但し、フィリパが本当に可愛らしくて、屈託のない性質であるから成り立つ会話です。  そうでなければウンザリする奴に会っちゃったな、と思われかねない自己中心的な内容ですから。(2人の男性を手玉に取り、しかも頭も良いのだと自慢するあたりですね。)  アンの素晴らしいところは、どんな相手にも情状酌量をすると言うか、頭から嫌いにならない所ですね。(人参発言をする人への対応は除いて)  また、アンが初めて死んだ両親の面影を辿ることが出来た、亡き両親の家を訪ねる所もあって、中々感慨深いものがあります。  ウォルターとバーサの往復書簡を手に入れ、赤ん坊だった自分への母の深い愛を知って、幼少期の寂しさが大分埋まったのでは、と思います。 アンの存在にしっかりとした現実味が加わったエピソードでした。  王子様のようなロイを蹴って、ギルバートと結ばれたアン。ほっとしました!  モンゴメリは、忙しい中でも、ファンレターの返事を懸命に書いていたそうです。当時のファンが羨ましいですね!  長期個人保管の大変古い本です。状態は、上記★書きと画像よりご判断下さい。  古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。
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