マンゼ(vn) コープマン／ヴィヴァルディ：協奏曲集『四季』、オーボエ協奏曲

ヴィヴァルディ ①ヴァイオリン協奏曲集『四季』 Op.8/1-4 　ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 作品8の1 RV269 「春」 　ヴァイオリン協奏曲 ト短調 作品8の2 RV315 「夏」 　ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 作品8の3 RV293 「秋」 　ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 作品8の4 RV297 「冬」 ②オーボエ協奏曲イ短調 RV.461 ③オーボエ協奏曲ニ短調 Op.8-9, RV.454 アンドルー・マンゼ（ヴァイオリン） マルセル・ポンセール（オーボエ）②③ 指揮：トン・コープマン アムステルダム・バロック管弦楽団 録音：1993～1994年 指揮から鍵盤楽器演奏まで手がける、古楽界の鬼才トン・コープマンの名演。バロック・ヴァイオリンの名手アンドルー・マンゼを迎えて個性的な『四季』が繰り広げられます。オーボエ協奏曲も爽やかで気持ちよく聴ける佳曲です。 Ｄ．マンロウ以後、いわゆる天才、という存在があまり感じられなかった古楽界において、一際異彩を放ち続けるのがトン・コープマンである。自身も天才的な鍵盤奏者であり、アムステルダム・バロックとの組み合わせでもあおることあおること。弦楽器の連中はそのただごとじゃないテンションにひっぱられ、最後までアドレナリンが出まくった状態で弾き切っている。「冬」の最後の弦のユニゾンなどは、すさまじいばかりで聞いていて鳥肌が立つ。ただし、音程に関しては原理上１／４か１／６でとっているはずだがやはりガット弦の世界なのでズレは目立つ。なによりもこの小編成で弦に厚みが感じられるのがその証拠で、マンゼ(マンツェ)のソロも最高水準だろうが音程面では結構浮いていたりする。けれども間違いなく、このCDは現時点で世界のトップレベルにあるヴィヴァルディである。ひとつだけ惜しいのは、コープマンは興奮すると台を蹴るクセがあるのか、ときおり「ドン」という打撃音が入ってびっくりすることである。 国内盤、帯無し、盤面傷無し　 帯はありませんがそれ以外は新品に近い美品です ☆特典盤(ボーナスCD)「バロック・サンプラー」付 ＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き