ルパン三世　死の翼アルバトロス、宮崎駿演出、双葉社アニメコミックス1981

最近、ダン飯とこのスバの残念エルフと駄女神以外見ていません。 映画はもっとひどいもんで、ボヘミアン以来感動した事はなく、オルフェンズの方が作ったオリジナル映画があったことをつい今、知りました。主題歌がみゆきさま。知ってたら観に行ったのに。にしても、 アリストテレスの夢工場？？最初からこけるのを約束された題名ですな。 でも、有謬の者どもは素晴らしいです。みゆき様の年季を経た声に凄く合います。 その歌のコメントにファンの負け惜しみが挙げてありました。 荒井由美を主題歌に使う宮崎駿は巨匠でアカデミー受賞者かもしれないが、所詮はディズニーと同類だ。 コレは痛い。互いに凄く痛い。 みゆき様の歌のコメント全て信じるなら、 みゆき様の歌を聴いて自殺するのをやめた、とか、みゆき様の歌があるから今日もナントカ生きていられる、と言う人が、全国に1000万人はいることになってしまいます。 おるふぇんずの方の映画も同じで、彼女の作品は、社会からネグレクトされた子供達を勇気づるために作られています。 このコメントの方は言っていました。 アリストテレスの夢工場は、君達はどう生きるか、のあんちてーぜだと。 両方見ておりません。 さて、ルパンアルバトロス。さらば愛しきもあったのですが出て来ません。 これとか、ほーむずとかが、巨匠宮崎の最高傑作ではないでしょうか。 この方は嫌々作らされたものほど、傑作です。ほるすとか、風立ちぬとか、本当に言いたいことを言わせると、戦後生まれの恨み節になって、未来がきえてしまいます。 漫画家に好きに漫画を描かせるな。必ずダダ滑りする。とは、編集者の鉄則だそうですが、宮崎駿もおるふぇんずの方も、好きにさせれば、させるほど、ピカソ棟方するタイプみたいです。 宮崎さんはそれが絶賛され、オルフェンズさんは、酷評されるみたいですが。 さて、も一度アホウドリ。そして、さらば愛しき。ホームズもそうですが、定規を逸したセル枚数と高密画でできております。 さらばいとしきのルパン飛びの名シーン。島村ジョーくんが真似してるのは、へへ、としてしまいました。お陰で映画は大滑りしてしまいましたが、フランソワーズさんはとても幸せで良かったですね。 経営とアニメーターの犠牲におんぶして作られたこの傑作、どうかど高く買ってやって下さい。 美品をお求めの方は、ご遠慮願います。