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制服の処女 クリスタ•ウィンスローエ作 中井正文訳 角川文庫

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〈解説文は全て独自で書いております。あくまで私見の為、無断使用はご遠慮下さい。〉 ★平成3年(1991年)第14刷発行。紙カバー付。 ★紙カバー=背ヤケ有。背の天地にヨレ傷有。       表面に保管上のスレ傷やや有。 ★本体=三方に経年ヤケ、点シミ汚れ有。     紙面黄変やや有。 ★★上記以外、本文内目立つシミ汚れ等無く、製本は堅牢で、ご愛読に支障は御座いません。然し乍ら、34年経過の品です。経年感等気になる方はお避け下さい。  麗しい、女性の物語です。少女マヌエラが、軍人の父と、美しく優しい母、二人の兄達の下に産まれ、幸せいっぱいに成長する序段のエピソードの数々。  この父親、宮廷舞踏会に夜な夜な夫人同伴で出席せねばならない立場。  ということは、ある程度の高級取り、と思われるのですが、同伴出席するケーテ夫人の心中は、生活のやりくりと、雑務でいっぱいです。(給料は取って来るが、家庭の事は任せきりで、妻が如何に切り詰めてるか等、意に介しない我儘な男です。)  息子達に新しい服を用意しなければならないが、今はとても無理、とか。当時は服もお仕立て(日本の昔のお嬢様が和服を、呉服屋で染めから仕立てるような感じ?)だと思いますから、大層な支出なのでしょう。  悩む妻の横で夫はパーティを楽しみ、先に帰した後はもっと遊んでいくと好き放題。その後も若い女と戯れたり、自分はモテると変な自負を持つ嫌な奴です。  母と兄が病死した後、マヌエラは恋をします。相手が好きというよりは、その母親に懐いていただけなのに、素行を心配した父が、寄宿学校に放り込んでしまうのです。  映画化もされた、厳しい寄宿学校で、美しいベルンブルク先生(映画では、アラン•ドロンの生涯最愛の女性と謳われるロミー•シュナイダーが演じています)に恋するお話になっていくのですが。  それもこれも、マヌエラの心に、幼いうちに大好きな母を亡くした、言いようの無い寂しさがあるからなのだと感じます。    規則だらけの学校の中で、ベルンブルク先生を巡って一喜一憂するマヌエラの清純な心が痛ましい。  発表当時の少女等の、紅涙を絞った結末まで、是非呼んでみて下さいませ。  状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。 古書にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。

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