「秀吉によって切腹を命じられ、悲劇的な最期をとげた利休は、いまなお日本の生活や文化のなかで大きな比重をもって生きている。本書は、利休の生涯を、世阿弥、芭蕉のそれと比較し、権力者たる信長、秀吉と結びついた利休芸術の真諦を追求した、すぐれた芸術論であり、日本文化論である。」紀伊国屋書店
筑摩書房・昭和44年9月13刷発行の唐木順三「千利休」帯付きです。経年のヤケが少しありますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。55年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。
※唐木順三の以下の作品も出品しています。
歴史の言い残したこと
鴎外の精神
あづまみちのく
応仁四話
千利休
中世から近世へ
古きをたづねて
無常