「早春スケッチブック」
山田太一
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「早春スケッチブック」(TV放送 1983年1月7日〜3月25日 フジテレビ系列)
「お前らは、骨の髄まで、ありきたりだ」 漫然と生きる人生を真っ向から否定する主人公の強烈なセリフが胸を突く、山田ドラマの傑作。
連れ子同士の再婚ながら平穏な生活を送っていた4人家族のもとへ、突然現れた実の父親・竜彦。死期が迫り、実の子と元妻に想いを募らせながらも、彼らの平凡な日常を唾棄するように強烈な言葉を浴びせる。
大根仁(映像ディレクター)「日本のテレビドラマ史上における金字塔だと思います」
山田太一
1934年、東京浅草生まれ。
早稲田大学卒業後、松竹大船撮影所入社。
演出部で木下惠介監督の助監督に。
65 年、 脚本家として独立。
「岸辺のアルバム」「男たちの旅路」「早春スケッチブック」「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」など数多くの 名作テレビドラマを手がける。
88 年、長編小説「異人たちとの夏」で山本周五郎賞、2014 年、エッセイ集「月日の残像」で小林秀雄賞を 受賞。
著書に「飛ぶ夢をしばらく見ない」「終りに見た街」「空也上人がいた」他多数。
戯曲に「日本の面影」「黄金色の夕暮」他多数。
2014年、河出書房新社より「山田太一エッセイコレクション」全3巻を刊行。
2023年逝去。