「ストリッパー」
著者: カーター・ブラウン
訳者: 田中 小実昌
1967年ハヤカワPM再版
15階のホテルの張り出しから娘は飛び降りようとしていた♪
急報を受けたアル・ウィラー警部の説得も・・♪
だが、甲斐もなく、娘は奇妙な叫び声を残すと・・♪
人騒がせな自殺だった。
しかし、検視の結果、意外な事実が♪
ー自殺の前に強力な薬物を打たれていたのだ。
何やら曰くがある!
身許を洗い出し始めたー娘は結婚相談所で斡旋を受けていた、しかもその男と交際までしていた・・
ウィラーは結婚相談所の秘書をいつもの手でたらしこみ、さぐりにかかった。
なんと男は斡旋で、14,15人の女とつきあっていたが、これらの娘はいずれも謎の失踪をとげている!
・・しかしながら、そのやさき、男は奇妙な遺書を残し、ピストル自殺を・・
謎とユーモアとセックスのアクション・ドラマ!
カーター・ブラウンの超モダン・ユーモア・ハードボイルド❣️
ブラウンのタッチがそうなのか?
田中小実昌の訳がそのタッチなのか?
いずれにせよ軽いノリで一気読み可能な作品です♪
しかし、軽すぎやしないかぃ♪
“ウィラー”君よ
事件だぜ、もっと真面目になぁ、と♪
僻み、ヒガミをこめて羨ましい限りです♪
しかし、やっぱ笑わせてくれるのはありがたい❣️
カバー無しの状態は紙魚、縦断面の傷もあり古書レベルとして相当かと♪
また、経年劣化に伴う裁断面の若干の焼けは伺えますか、本体は概ね良好かと♪