豪快な筆致で如在二字が揮毫されております。今自分自身があることの有難さを考えさせられる禅語です。お茶会は様々な御縁があってお客様をお招き致しますので、亭主側のお気持ちを相手に伝えやすい文句ともいえると思います。落款は『紫野雪窓』として印を捺してあります。共箱は蓋裏に『横物二字如在 紫野雪窓(花押)』と署名されております。表装は上下が今では貴重な紙表装、一文字風袋は竹屋町と全体の仕立ても上出来です。状態もきれいです。
共箱。紙本。塗軸。
縦125㎝ 横58.8㎝(表装を含む)
『如在』
【読み】
にょざい、いますがごとく、おわすがごとく
【意味】
祖先を祀る心として、「如在」(いますが如く・おわすが如く)という。「そこにおいでになるように」との心。
▢小田雪窓(おだせっそう)
明治34年(1901)~昭和41年(1966)
臨済僧。鳥取。室号蔵暉室。後藤瑞巌の法を嗣ぐ。大徳寺506世。大徳僧堂師家・大徳寺派管長。昭和41年遷化。65歳。
【参考文献】
茶掛の禅語辞典
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