モーツァルト:
①交響曲第40番 ト短調 K.550
ベートーヴェン:
②交響曲第1番 ハ長調 作品21
フランス・ブリュッヘン指揮
18世紀管弦楽団
1985年(①)、1984年(②)ライヴ録音
リコーダーの大家として有名だったブリュッヘンが指揮者として初めて交響曲を録音した。また18世紀オーケストラというインターナショナルな古楽オケのデビュー盤でもあった。当時、古楽といえばバロックというイメージで古典派はいかがなものかと思っていたが、聴いてみてビックリ!
①は疾風怒涛の迫力でダイナミックが緊張感が全編を支配している。②も後半突進するような勢いがある。それまでもホグウッドやアーノンクールなどの古楽器演奏はあったが、世間的にはこのCDによってピリオド演奏の扉が開かれたと言える。