「コモンの「自治」論」
斎藤 幸平 / 松本 卓也 / 白井 聡 / 松村 圭一郎 / 岸本 聡子 / 木村 あや / 藤原 辰史
定価: ¥ 1700
#斎藤幸平 #斎藤_幸平 #松本卓也 #松本_卓也 #白井聡 #白井_聡 #松村圭一郎 #松村_圭一郎 #岸本聡子 #岸本_聡子 #木村あや #木村_あや #藤原辰史 #藤原_辰史 #本 #社会/一般
斎藤幸平さんのサイン本となります。
新品未開封となります。
ゆうパケットminiでの発送となります。
【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】
戦争、インフレ、気候変動。資本主義がもたらした環境危機や経済格差で「人新世」の複合危機が始まった。
国々も人々も、生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。
崖っぷちの資本主義と民主主義。
この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかない。
『人新世の「資本論」』の斎藤幸平をはじめ、時代を背負う気鋭の論客や実務家が集結。
危機のさなかに、未来を拓く実践の書。
【目次】
●はじめに:今、なぜ〈コモン〉の「自治」なのか? 斎藤幸平
第1章:大学における「自治」の危機 白井 聡
第2章:資本主義で「自治」は可能か?
──店がともに生きる拠点になる 松村圭一郎
第3章:〈コモン〉と〈ケア〉のミュニシパリズムへ 岸本聡子
第4章:武器としての市民科学を 木村あや
第5章:精神医療とその周辺から「自治」を考える 松本卓也
第6章:食と農から始まる「自治」
──権藤成卿自治論の批判の先に 藤原辰史
第7章:「自治」の力を耕す、〈コモン〉の現場 斎藤幸平
●おわりに:どろくさく、面倒で、ややこしい「自治」のために 松本卓也
【著者略歴】
●斎藤幸平(さいとう・こうへい)
経済思想家。『人新世の「資本論」』で新書大賞受賞。
●松本卓也(まつもと・たくや)
精神科医。主な著作に『創造と狂気の歴史』など。