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八雲塗 おぼん 和食器 伝統工芸

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hanamaru
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自宅の整理してきます。 未使用、箱ありです。 自宅保管の為、神経質な方はご遠慮ください。 サイズ約50cm × 約20cm 茶人大名・松平不昧公のお膝元、城下町松江。明治初期、松江藩のお抱え塗師だった坂田平一によって加飾の技法を凝らした漆器は、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」とスサノオノミコトが出雲を詠んだとされる古歌にちなみ、八雲塗と命名されました。 使うほど漆の味わいが増し優美な文様が色鮮やかに。 八雲塗とは、下塗りを施した木地に色漆で草花などの文様を描き、その上に透漆(すきうるし)を塗り重ねる技法のこと。 多くの漆器は、木地に漆を塗った上に蒔絵・絵付けを施して完成させますが、八雲塗はさらに仕上げのひと手間をかけます。 絵付けをした後、国産の生漆から水分を除いた透明な漆を塗り重ね、研ぎ出しては磨く作業を繰り返します。 こうして完成した漆器は、年月を経て透漆が光の作用でさらに透明になり、描かれた文様が美しく浮かび上がってきます。 幾重もの漆でコーティングされた器は、使えば使うほど丈夫になり、完成時よりも文様の色鮮やかさが増していきます。これが、八雲塗ならではの魅力なのです。 松江大橋通りに面した漆器の店「やま本」は、明治23年(1890年)の創業から、伝統工芸・八雲塗を守り、松江の名産品として育ててきました。 創業者の山本喜三郎氏は、明治中期、松江市内に点在していた八雲塗職人を一堂に集めて生産体制を確立。3代目の隆志氏は店内に工房を構え、若い職人の育成にカを注いでいます。 八雲塗の生産工程は絵師と塗氏の分業制ですべてが丹念な手作業。一人前になるには、10年はかかると言われています。 近年では、八雲塗の技法を生かした文房具や雑貨などのオリジナル商品の開発や新しい用途の開拓をしています。 また、持込みのパソコンのマウス、万年筆の軸などに八雲塗仕上げを施す有料サービスも行なっています。 漆は古来より天然の塗料・接着剤として親しまれ、使い続けても身体に負担がかかりません。 平成25年、プラチナ万年筆(株)が限定発売した『出雲大社平成の大遷宮記念万年筆』には、御本殿の天井画「八雲之画」(やくものず)をモチーフとした色漆絵が八雲塗で施され、全国で好評を博しています。
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