真っ白なカバーなので表紙に若干のしみや角のヨレはありますが、比較的美品です。
気持ち良くお読みいただけると思います。
古本にご理解のある方にご活用いただければ幸いです。
「花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部」
小榑 雅章
定価: ¥ 1850
朝ドラ「とと姉ちゃん」天才編集者のモチーフ、花森安治の愛弟子による、はじめての回顧録。
元編集部員で、ドラマの現場指導者の著者は、小誌が100万部近い販売数となり、名企画「商品テスト」などの記事が、暮らしに影響を与えたころに在籍していました。
当時の編集長・花森さん(花森安治)は、ドラマでは天才編集者の花山伊佐次、そして社長・しずこさん(大橋鎭子)は、ヒロイン常子のモチーフとなっています。
花森さんの一番の愛弟子として、怒声を浴びながら薫陶を受ける悪戦苦闘の日々。
本書は、よく働き、よく叱られ、そして仲間たちと励まし合った、汗と涙の奮闘記です。
こぐれ まさあき
1937年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業した1960年、暮しの手帖社に入社。『暮しの手帖』の創刊者であり、初代編集長の花森安治が永眠するまで、18年間にわたり薫陶を受ける。もうひとりの創業者の大橋鎭子とは、24年間を編集部でともにした。退社後、スーパーマーケットのダイエーに入社。創業者の中内功のもとで働く。取締役秘書室長、流通科学大常務理事兼事務局長、兵庫エフエムラジオ放送(Kiss-FM KOBE)社長、ダイエー消費経済研究所代表取締役会長などを歴任。現在は、企業やNPO等の組織の利他行動の社会心理をリサーチする「向社会性研究所」主任研究員。社会学博士。