#二千二十三零八
【内容紹介】
勅使河原茜 和の空間にいける
「つどい」の花 ③ 春色花楽
片山健・勅使河原茜・五十野雅峰・田澤涼 ほか
新しいカリキュラムへの試み ③ 「花器の色を考える」「花器の形を考える」
花のパッサージュ 「ひな祭り」
小沢清香・大木敏幸・小池萩霞・勅使河原茜・ 関田育圓石倉松清 森彩琳
草月アーカイブス 19 「仙台講習会」
作家たちのポートフォリオ 39 細野菜霞
現代美術の見方 ⑦ 「温かい白、冷たい白」篠田達美
季節の風 ⑧「春を呼ぶ声」 山室眞二
アジア食の見える風景 18 ムンバイー管洋志
映画を観る⑤「1970年代以降を生きること 」 平沢剛 滝紀行② 「山城大原・音無の滝」小澤忠恭
いけばなの歴史を考える ① 花をいける場長谷川春生
ZOOM 「遊びをせんとや生まれけむ」 ・ 「音楽と植物のコラボレーション」
【草月流とは】
草月流は、日本のいけばな(生け花)の流派である。1927年に初代家元勅使河原蒼風によって創流された。自由で前衛的な作風を特徴とする。草月では「いけばな」と表し、本部では「華道」と称することはないが、草月の師範が派遣され指導している学校や職場・団体では「華道部」という名称になっている場合もある。一般的には、華道といえば茶道など、和の文化の稽古事がセットで、草月本部には、制作に付随する造形科が併設、色彩構成、デッサン&クロッキー、彫刻、陶芸、写真などのコースがある。陶芸については福井県の草月陶房は、東京赤坂の本部にも陶器を焼く窯を所有しており鉄花器を作るための鉄工溶接施設も有する。
勅使河原 蒼風は、日本の芸術家。1927年草月流を創流。勅使河原霞、勅使河原宏の父、勅使河原茜の祖父。「草月」は、勅使河原家の家紋「根笹に三日月」に由来する。既存の華道の世界において重要な型を否定、自由いけばなを提唱したため異端視された。しかし1957年、フランスから来日した前衛芸術の評論家ミシェル・タピエが蒼風の作品を絶賛し世界に紹介、日本でも認知されるようになる。1959年のバルセロナ個展に感激したサルバドール・ダリに自宅に招かれ、流木のオブジェを制作し、柔和な表情のダリと談笑。
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