ラフ：ピアノ三重奏曲全集＆ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ＆６つの連作小品

● ARTE　NOVA：74321 88833 2 　（輸入盤：２枚組） 　 ピアノ三重奏曲　全集 CD１ ①第１番　ハ短調　作品 102 ②第２番　ト長調　作品 112 CD２ ①第３番　イ短調　作品 155 ②第４番　ニ長調　作品 158 ピアノ・トリオ「イル・トリッティコ」 　ヤン・シュルツ：ピアノ 　ジョナサン・アレン：ヴァイオリン 　ダニエル・ぺゾッティ：チェロ 録音：2000年 ● TUDOR：7109（輸入盤） ①ヴァイオリンとピアノのための 　ソナチネ　作品 99 ②ヴァイオリンとピアノのための 　６つの連作小品　作品 85 　1）行進曲 　2）パストラール 　3）カヴァティーナ 　4）スケルツィーノ 　5）カンツォーナ 　6）タランテラ ミカエラ・パエチュ・ネフテル： ヴァイオリン エリック・ル・ヴァン：ピアノ 録音：2001年 ドイツ・ロマン派の脇道には、人知れず美しい花が咲いています。 「ラフの音楽は、メンデルスゾーンやシューマンの路線を行くと同時に、ブラームスの叙情的な作品をうんとライトにしたような趣も備えています。」と、うまく表現した方がおります。迂闊にも、誰の言葉かも何処で読んだかもメモしておくのを忘れてしまいましたが・・・。 このピアノ三重奏曲（別名：大三重奏曲）は、「世界初録音」と表記されています。もちろん、発売時点での話ですが、取りあげられる機会の少ない作品であることは間違いないでしょう。ピアノ三重奏曲が好きな方で、聴いた事のない曲や珍しい曲をお探しの方には、貴重なアルバムだと思います❗ ヴァイオリンとピアノのための作品集でのイチオシは、「カヴァティーナ」です。ラフの最も人気がある曲のひとつなので、ラフの曲だとは知らなくても、聴いたことのある方はかなり多いと思います。小生とラフとの出会いは、イヴリー・ギトリスのアルバム『チゴイネルワイゼン（ヴァイオリン名曲ア・ラ・カルト）』でしたが、これはとてもステキな出会いでした❗　 ちなみにこの曲、往年の名手ミッシャ・エルマンの愛奏曲でもあったそうです。 盤面に、傷はありません。 素人検品です。傷の見落としがあっても、ご容赦願います。 （TUDOR 盤の外周部分に少し傷がありますが、記録部分ではないと思います。再生確認してあります。） 神経質な方は、購入を控えてください。