LP2枚組　ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」が苦手という方に！ベームの名演で

ベーム壮年期の記念碑！　精神の充実、気力の横溢！ これぞ「荘厳ミサ曲」の決定盤！ 日本初出盤。ガッシリした厚手のレコード盤です。 ベートーヴェン 「ミサ・ソレムニス」　作品123 カール・ ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 聖ヘドヴィッヒ・カテドラル合唱団 マリア・シュターダー マリアンナ・ラデフ アントン・デルモータ ヨゼフ・グラインドル 録音 1956年、ベルリン、イエス・キリスト教会 とにかく、 壮年期にあったベームの気迫溢れる音に圧倒される名演奏です！　モノラル録音ですが、鮮明なサウンドに驚きます。 晩年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と録音したレコードも滋味溢れる演奏ですが、ここでの激しい精神の燃焼は異常な感銘を聴く者に与えます。 ベルリン・フィルの重たく厚いサウンドは比類ない素晴らしさ。今現在のベルリン・フィルとは全く別次元の重厚な味わいです。 ベネディクトゥスのソロ・ヴァイオリンは、当時の名人コンサート・マスター、ジークフリート・ボリスの名調子。この後、彼は「カラヤンに代わって、つまらなくなった」と言って、ベルリンを去ることに。ハッキリ言って、後年のカラヤン盤でのシュヴァルベやブランディスより遥かに『ザ・ベートーヴェン』です。 シュターダー、デルモータ以下、歌手陣の名唱もさることながら、聖ヘドヴィッヒ合唱団の腹に応える歌声にこそ最高の賛辞を呈してしかるべきでしょう。 初版の日本プレス盤は、超厚手の重量レコードから素晴らしくフレッシュなサウンドで、彫りの深い表情が聴く者の胸に迫ります。希少価値を有する歴史的遺産と言えます。 このベートーヴェン最高傑作に馴染みの無い方、ベートーヴェンは大好きだが「ミサ・ソレムニス」は苦手で馴染めなかったという方に、ぜひお勧めしたい「決定的名演」です。 目立ったキズは無いキレイな盤面ですが、なにせ古いレコードですから、ノイズ皆無とは参りません。あらかじめご理解を賜りたく存じます。 値引き交渉はいたしません。