#シャンパンお婆ちゃん
※暑い季節はメルカリ便ではなくクール便にてお送りさせて頂きます。
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ゴッセ グランレゼルヴの1990年代古酒です。
同ドメーヌのエントリーボトルながらとても素晴らしいバランスに仕上がっています。
セパージュはシャルドネ(45%)、ピノ・ノワール(45%)、ピノ・ムニエ(10%)
アイ、ブジー、アンボネイ、ル・メニル=シュル=オジェ、ヴィレール=マルメリーなどの地区からのブドウを使用しており、収穫後は品種・村ごとに全て分けてプレスしていきます。
村ごとにステンレスタンクで発酵。18℃で約15日間のアルコール発酵させます。マロラクティック発酵は行わないません。
約200種の原酒を12月にアッサンブラージュを行い、瓶詰めは翌年の3月~6月。48-60ヶ月の瓶内熟成させます。
ドザージュ8g/L
シャンパーニュ地方は、17世紀以前は赤ワインの産地。その中でも王侯貴族が競って求めた銘醸地がアイ村です。ボーヌの赤ワインとともに王室の食卓を彩っていました。
アイ村の市長でもあったピエール・ゴッセが、1584年に設立したシャンパーニュ地区で最も古い歴史を持つメゾンの一つです。1729年に世界で初めてのシャンパーニュメゾンとして誕生した「ルイナール」よりも前からワイン造りを行っており、400年以上に続く、昔ながらの伝統的な技法を守り、丹念にシャンパンを造っている名門です。
ちなみに16世紀ごろフランス国王だったフランソワ1世が王家直轄で所有していたのが現在のゴッセのブドウ畑です(アイ村の畑は現在全て特級格付グランクリュ)
ゴッセといえばマロラクティック発酵(MLF)をしない生産者の代名詞ともいえる存在です。MLFを行わない事で、ブドウが本来が持つリンゴ酸を壊すことなく残せるため、ピュアな味わいを保ちながら長期熟成をすることができ、古酒好きにおすすめのメゾンです 。
18世紀当時のデザインのボトルを今も使い続け、歴史を重んじているところに好感が持てますね。
パリの星付きレストランやスペインのエル・ブジも絶賛するゴッセはシャンパン好きなら一通り味わっておくべき外せないメゾンかと思います。