たぶん布用のインクでツタと葉っぱが描かれたオシャレ訪問着です。
たぶん葛の葉だと思いますが、どうして葉っぱの訪問着なのか?
自分で描いたのか?歌舞伎の好きな方が何方かに描いてもらったのか?
とても珍しい希少なお品デス。落款やめいはありませんが、とても上手に描かれています。
大阪にある信太森葛葉稲荷神社(しのだのもりくずのはいなりじんじゃ)
この神社のある森に住んでいた白狐が人と結ばれて生んだ子供が童子丸で
後の有名な平安京の陰陽師・安部清明という言い伝えがあります。
この清明の母親の狐の名前が「葛の葉」
清明五歳の折正体を知られた葛の葉は「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」
という歌を残し森に消えていきます
この話は有名な伝説で、何度も歌舞伎や読み物になっています。
そしていつからか、人に化身する狐は、妖術を使う際に葉っぱを頭に乗せるおなじみの姿が定着しました。
言うまでもなく、その葉っぱは葛の葉です。
葛の葉は神秘的で生命力のあるたくましい葉で、こちらのお着物、ロマンを感じます。
素材は不明 着物種類···訪問着 単品価格7200円
たぶん正絹松の柄の袋帯 長さ426cm 〃 2300円
正絹 重ね衿 ピン3個付き 〃 1200円
帯揚げ正絹中抜け絞り 〃 1200円
帯締め高麗組 正絹 素敵です 〃 2000円
着物寸法約cm
身丈肩から155
裄64
袖丈56
後ろ幅29
前幅22.5
値下げしました
12800円→11000円