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武田泰淳 「司馬遷」 初版本・昭和18年・日本評論社

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著者プロフィール 日本の小説家。浄土宗僧侶。大正大学教授。幼名覚。第一次戦後派を代表する一人。左翼運動から離脱後、泰淳と改名。得度した。その後華中に出征。除隊後、評伝『司馬遷』を経て小説に転じ、『蝮のすゑ』で認められた。その後も思想的重量感を持った作品を発表し、幾屈折もする人間生存の諸相を描き出した。妻は随筆家の武田百合子、娘は写真家の武田花。 東京帝国大学文学部支那文学科に入学、竹内好と知り合う。1943年、『司馬遷』刊行。北海道滞在時に接したアイヌを題材にした『森と湖のまつり』が、発表直後の1958年には映画化された。翌年には二・二六事件を舞台にした『貴族の階段』が吉村公三郎監督で映画化された。 昭和44年10月から、週の半分を過ごしている山梨県南都留郡鳴沢村の富士桜高原山荘から着想を得て、太平洋戦争末期の富士北麓の精神病院を舞台にした長編小説『富士』を文芸雑誌『海』に連載し、1971年に刊行した。 1973年に『快楽』で、日本文学大賞を受賞、1976年に『目まいのする散歩』で、野間文芸賞を受けるも、『秋風秋雨人を愁殺す』での1968年度芸術選奨文部大臣賞や日本芸術院会員の選出などの国家的栄誉は辞退し続けた。 著者代表作 『司馬遷』(1943年) 『蝮のすゑ』(1948年) 『風媒花』(1952年) 『ひかりごけ』(1954年) 『森と湖のまつり』(1955年 - 1958年) 『富士』(1969年 - 1971年) 『快楽』(1972年 日本文学大賞) 『目まいのする散歩』野間文芸賞辞退 『秋風秋雨人を愁殺す』芸術選奨文部大臣賞辞退 「司馬遷は生き恥さらした男である。」に始まる本書は、武田泰淳の中国体験もふまえた戦中の苦渋の結晶であり、それまでの日本的叙情による歴史から離れて、新たな歴史認識を展開した。世界は個々人の集合であり、個の存在の持続、そして、そこからの記録が広大な宇宙的世界像と通底する。第一篇「司馬遷伝」、第二篇「史記」の世界構想。 Google Books 日本評論社・昭和18(1943年)年4月初版発行の武田泰淳「司馬遷」です。発行当時の紙質と経年によるやや強めのヤケがありますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。カバー背・上端に少し傷みがあり補修をしています江。81年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。
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