わたしたちの郷土〜広島県の歴史
広島県郷土資料研究会 編
青葉出版株式会社 発行
1979年10月15日 1版1刷
団体定価 1,200円
カバーはありません。
40年以上前のもので、経年による劣化(汚れ、シミ等)があります。
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小学生のみなさんに読んでいただくための、わたしたちの郷土「広島県の歴史」の本ができあがりました。
日本の歴史がうつり変わっていく中で、わたしたちの郷土、広島県が果たした役割を、小学生のみなさんにわかりやすく書きあらわしたい、親しみをもって読んでもらいたいという願いで、この本をつくりました。
「広島県の歴史」の本をつくるに当たり、「郷土の人物や史跡を中心にする」「単に歴史の流れを追うのではなく、読み物ふうにまとめて、読む人に楽しみを与えられるもよにする」「写真や図版を多く入れて、わかりやすくする」等のことを決めました。
また、題材としては、「4〜6年生の社会科学習に広がりや発展をもたせ、役立つもの」「人権教材として活用できるもの」をとりあげる等も決めました。
以上のような考えをもとにして、多数の先生方に原稿の分担執筆をらお願いし、その原稿をもとに何度も検討会を行い、校正を経てできあがったのがこの本です。
わたしたちの郷土「広島県の歴史」の本をつくるための第1回目の編集者、執筆者会議は、昨年の4月、さくらの花がさきほこっている時期に開きました。
それ以来、数次にわたり、企画、執筆、検討、校正の会を重ねました。
この間、草木の芽が萌えいでる青葉の美しい時候にも、せみしぐれのかしましい、うだるように暑い夏にも、虫の音のやさしい秋にも、こがらしがふきつけ、粉雪のまう冬にも、多数の産生方のご協力を得て、一歩一歩、この本の発行をめざして進めてまいりました。
そして、一年有半の日々を経て、ようやく発行の運びとなりました。
この本の作成に当たりまして、学校現場の大勢の先生方には、企画立案から原稿執筆、校正等に大変お世話になりました。
また、県内のいろいろな機関や個人の方々から、貴重な資料や写真を提供していただきました。
厚くお礼申し上げます。
なお、終始ご親切にお世話いただいた編集委員の先生方に深く感謝もうしあげます。
昭和54年10月
青葉出版株式会社社長 村上秀男
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