続・現代フランス哲学
1970年9月10日 初版発行
フランス哲学研究会
澤瀉久敬編
雄渾社
人間の思想
現代は人間の実存的性格がとくに問題となっている。さらに構造主義の立場からも人間が見なおされようとしている。 本書は何よりも関心の
対象が人間にあるフランス哲学者の独創的な人間の思想を一人一人に焦点をしぼつて現代フランスの多彩な思想の花園を紹介! ■ 雄渾社
ピエール・テイヤール・ド・シャルダン
一生命以前のもの
-大野篤一郎
二 生命
三思考力
四 生命を超えるもの
五 キリスト教との一致
六 結び 26
ジャン・ピアジェ
生いたち
二児童心理学
三問題の発展
四発生的認識論の諸原理
-三嶋唯義
モーリス・ネトンセル
二 ネドンセルの思想
三 結語 ль
シモーヌ・ド・ボーボワール
-岡田松
一生涯と著作
二実存主義の倫理―『多義性の道徳の為に』
三女の他者・客体から女の主体ヘー『第二の性』
四 文学形而上学的小説
五 結論
クロード・レヴィ=ストロース
坂本賢三
一 レヴィ=ストロース
二「構造主義」
三人類学と哲学
四 レヴィ=ストロースの方法
シモーヌ・ヴェーユ
池辺義教
一思想の源流ギリシヤ
二抑圧と自由
三現実の人生との接触
四神を待ち望む
当津武彦
ミケール・デュフレンヌ
※レーキ
美学と哲学の間に
二 基礎人格の問題
三「反人間主義」批判
シャイム・プレルマン
一 正義について
哲学と説得の問題
-森脇善明
■アルベール・カミュ
一太陽への讃歌
二不条理の世界
三 方法序說
四連帯の系譜
五 反抗的人間
六 正午の思想
七 突然の死
ロジェ・ガロディ
奥野郷太郎
一 スターリン批判以前におけるガロディ思想の特徴
二批判以後その反省
三宗教論
四 芸術論
フェルディナン・アルキエ
時間論―永遠の欲望
二 存在論と認識論―存在の郷愁
三 シュールレアリスムと実存主義
ジョルジュ・ギュスドルフ
片山寿昭
一『哲学的自伝』から
二『自己の発見』
三その後の著作活動
古本ですができるだけ綺麗にしてお届けいたします。
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