半世紀近く経っている割りには綺麗な状態です。前の持ち主が丁重に扱っていたようです。
内容説明
情感豊かな浅草、スマートな企業の応接間・銀座、70年代若者文化の拠点・新宿…、江戸・東京を抽いた映画を通して、さまざまな顔と個性をもつ東京の魅力を探る。
目次
第1章 東京の顔について―映画監督と東京(心のふるさと下町―小津安二郎;雑踏する盛り場の魅力―黒沢明;路地裏に生きる人々―成瀬巳喜男)
第2章 江戸から東京へ―時代と東京(江戸町人の暮らしと心意気;新派の東京―明治の時代精神;瓦礫の東京―焼け跡からの出発)
第3章 山の手と下町―東京の都市構造と性格
第4章 盛り場の変遷―浅草・銀座・新宿(日本で最初のモダン都市―浅草;スマートな企業の応接間―銀座;70年代若者文化の拠点―新宿)
第5章 アジア的大都市TOKYO―外国映画のなかの東京
第6章 映画の東京名所
第7章 出会いと感激の都―私と映画と東京と
#本#映画#佐藤忠男