精神医学　（オピニオン・操作的診断基準の有用性と限界をめぐる今日的問題

出版　医学書院　 定価　２６２５円 巻頭言 集中内観を受けて オピニオン・操作的診断基準の有用性と限界をめぐる今日的問題 ICDの過去，現在、未来一一国際的視点から、操作的診断を考える 精神医学における症候学的診断基準の意義一一生物学的精神医学の立場から 操作的診断基準の有用性と限界をめぐる今日的課題 一児童精神医学の立場からー 認知症における操作的診断基準の有用性と限界 展望 虐待が脳におよぼす影習 研究と報告 言語性幻聴を呈した橋聴覚幻覚症の1例一 抑うつ寛解過程における微小再燃のメカニズムー 「メランコリー」の考察を通じて一 CNSループスの神経・精神症状に対してバルプロ酸が奏効した4例 気分障害および不安障害における月経前症候群の頻度 短報 橋外髄鞘壊症により生じた認知機能障害に塩酸アマンタジンが 奏効した1症例- てんかんについての教育が効果的であったパニック障害の1例 夫のてんかん発作を契機に発症した女性の治療経過 Risperidone の剤形変更に伴い副作用に改善がみられた5症例 治療抵抗性統合失調症に対し使用した estriolによる不正性器出血が raloxifene 投与にて改善した1例・ 私のカルテから 多種精神疾患併存の人格障害患者の治療 Diazepam と抗コリン薬の中止で重度痴呆状態から劇的に回復した 高齢者症例