GETEMONTSとGA!FAによる
ジーンズのダメージ加工と補修を
意匠に転用したデニムが登場↑
ジーンズの生成り色のヨコ糸と、
当て布のグラデーション
その上に乱打されたステッチの反復とリズム。
まるでペタリと紙を貼り付けたような、
ミイラの包帯のような、
インディゴの上に“再生”が浮かび上がる
不思議な印象の作品デス↑
あぁ〜肩凝った。五輪五輪云ふ。
Yes海老蔵…すっぴんだっ紙↑
サイズ:レディース S-M
ウェスト37cm
ワタリ28cm
総丈97cm
股下70cm
環境問題、人種問題、政治問題に
積極的に取り組み
「社会派デザイナー」として名高い
キャサリン・ハムネットのデニムをメディウムに、
前作の“文明の瘡蓋”パンツ同じく、
undercoverのarts&craft期へのオマージュであり、
よりジーンズのダメージ(破壊)とリペア(再生)にフォーカスした1本。
そも生地が痛み薄くなったり破れた箇所に
糸や生地を当てて補強し
ミシンで刺し子状にステッチを入れるジーンズのリペア。
ソレらを意匠に転用するため
大胆な解れ加工した後、
色違いのデニム生地を当て
ステッチ掛けをしてマス↑
当たり前だの藤田まこと、
全て手作業。
デニム用糸だけで1.2kmが使われてiLL=マジ
一見ブリーチ加工に見えるのも全て糸。
また一見なにも見えない生地部分にも、
黒や青のステッチが補強でさりげなくジグザグ縫いされた芸術的な1本。
着用すると
ゴージャスな印象で、
高級既製服のジーンズにもヒケ取らん。
パンク、グランジでお馴染み
生成り色の糸タレたルーズなボロジーンズ好きにも
大推薦↑
レディース想定ですが、
細身の男もカモンめん。
わたくし一度壊れてしまったモノを
元に戻そうと
「過去を取り返す真似しか出来ない」
と云ふ、
(今日の日本の)姿勢にわ甚だ疑問デス。
生きた失敗や傷跡もまた歴史。
ソレを隠さず自分が誇らずして
一体他人様のナニに成るか。
人工天国の様相を呈する高級既製服が、
その着る人の職業まで写すような、
着込まれた衣服に対して、
ある地点で完全に敗北するのわナゼか。
「BUT BEAUTIFUL…」の「…」は、
そもそも何かの省力だったのか、
それとも無言だったか。
全くもって「美/醜」とわ同じ意味です。