パレー指揮デトロイト響 モーツァルト&ベートーヴェン 交響曲集(2枚組)、になります。
ここに収録された5曲の交響曲は、タワーレコードの企画によって2009年に世界で初めてオリジナル・マスターよりCD化されたものです。ポール ・パレー&デトロイト交響楽団のコンビは膨大なレパートリーを米マーキュリーレーベルにモノラル後期からステレオ初期の1950年代に録音しましたが、ここに収録されているステレオ録音のモーツァルトと2曲のベートーヴェンはこの2009年のCD化が日本初出となったもので、過去に国内ではLP時代でも一度も発売されたことがなく、輸入盤でのCD化実績も無かったものです。これらのステレオ録音は中古輸入LP市場で時々見かける程度のもので、一般的にはほとんど“幻”と言って良いものでした。パレー&デトロイト響の黄金時代に相応しい見事に統率されたオーケストラ、きりりと引き締まった表情、そして生き生きとした情感に溢れた、まさに超一流の演奏です。
CD-1
モーツァルト:
1. 交響曲第35番K.385《ハフナー》*
ベートーヴェン:
2. 交響曲第1番 *
3. 交響曲第2番 *
CD-2
4. 交響曲第6番 田園
5. 交響曲第7番
ポール・パレー(指揮)
デトロイト交響楽団
録音:
1953年2月(5,MONO)、1954年11月(4,MONO)、1956年10月(1)、1959年1月(2,3)
*初CD化