①ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための
二重協奏曲イ短調 作品102
②メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ヨーヨー・マ(チェロ)
シカゴ交響楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
録音:1993年(ライヴ、デジタル)
パールマンの美音と陶酔的なフレージング、ヨーヨー・マの完璧なテクニックと天才的な歌謡性が、ブラームスのカンタービレの美質を端的に描き出しています。バレンボイム&シカゴ響の精緻な対話も聴きごたえ満点です。名曲名盤の選定では第4位にランクされています。(このブラームスの二重協奏曲は、今までその良さをあまり理解できませんでしたが、この演奏を聴いて「ブラームスがこの曲に込めた思い」が初めて理解できたような気がします。パールマン、マ、バレンボイム三人の距離感が近く、緊密に連携してこそ成しえた名演だと思います。一般にはあまり話題になっていませんが、これは名演だと思います。) メンデルスゾーンもオケが溌剌としていて、こんなにヴァイオリンとオケの掛け合いが楽しい曲だったっけと思わされます。パールマンはいつ聴いてもすぐわかる純粋で美しく明るい音色で、重音は特にパールマンならではの美しさが際立っています。
ブラームスの二重協奏曲は、他の協奏曲に比べて、やや異色でやや不人気ですが、パールマンとヨーヨーのアンサンブルが見事で、この録音は例外です。パールマンは足が不自由なため座って弾くのですが、ヨーヨーと同じ目線の高さで弾いている様が目に浮かびます。バレンボイム指揮のシカゴSOも見事な伴奏をこなしています。メンデルスゾーンもパールマンのすばらしい演奏が聴けます。メンデルスゾーンはオーケストラが結構弾いていてつまらない曲ですが、この録音ではオケが溌剌としていて、こんなにヴァイオリンとオケの掛け合いが楽しい曲だったっけと思わされます。
輸入盤【廃盤】11
盤面すれありますが再生問題無し(試聴確認済)
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