実務家教員のこれまで・いま・これから
1 / 1

Please read the item description carefully as the item photos may not match the actual product. View original page

Translate

実務家教員のこれまで・いま・これから

Price

¥ 1,000

Item Condition
No apparent damage/stain
Japan Domestic Shipping
Free
Estimated Shipping Time
Ships within 4~7 days (for reference only)
Seller
ショータロー@まとめ買い同梱で割引
More
Rating
507
0
数回読んで保管していました。 実務家教員のこれまでいまこれから 人生100年時代の新しい「知」の発展 【内容紹介】 本書は、実務家教員の育成に注力する社会構想大学院大学の文部科学省採択事業「実務家教員COEプロジェクト」が、2019年以来取り組んできた5年間の活動実績の集大成だ。現時点における同プロジェクトの到達点を振り返り、実務家教員養成の現状や能力開発、実践的な取り組みがどのように行われているかを明らかにし、今後の実務家教員養成のあるべき姿を探っている。 本書では現役の実務家教員を含む13名の執筆陣により、理論から実践までの幅広い議論が展開されている。例えば「実務家教員のポートフォリオ」をテーマにした第7章では、筆者が実務家教員に転じて間もなく感じた戸惑いが語られている。大学で「ベンチャービジネス論」の講義を受け持ったものの、自分が真に伝えるべきものは何か思い悩み、実社会と大学の「ギャップ」に気づいたのだという。そこで民間企業やNPOとパートナーシップを組み、自ら起業支援の方法論を学び直した。そのなかで、学生に伝えるべきは起業家としてのマインドセットとスキルセットだと確信するに至った経緯が綴られる。実務家教員として自身をいかに更新し続けることができるか。そのプロセスが、ときに葛藤を交えて披露されているため、これから実務家教員を目指す人には大いに参考になるだろう。研究書でありながら、執筆陣の「生の声」が随所に盛り込まれているのが本書の魅力の1つだ。 もちろん、本書は実務家教員志願者ばかりではなく、実務家教員を登用する大学関係者や政策立案の担当者にとっても大いに役立つだろう。何より、実務家教員養成に関する研究の参照点として、5年間の実践がまとまっている価値は高い。 大学教員とビジネスパーソンでは、その評価軸が全く違うなど、実務家教員を取り巻く課題は少なくない。それでも、産業界と学術界を往還する教育改革のエージェントとして活躍する実務家教員が増えていけば、社会全体の「知」を底上げできるのではないか。人生100年時代、学び続けることの重要性が改めて感じられる1冊だ。
Translate

Related Items