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書家 川谷尚亭 肉筆掛軸 シミやけ 紙本 書道 師鳴鶴、雪竹

金額

¥ 13,340

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評価
1521
4
全体的にやけており、状態はあまり良くない感じです。裏にテープで補修されてる箇所があります。 軸先含めない全体的な大きさは188cm×43cm程度です、 川谷尚亭しょうてい(本名・賢三郎)は、明治19年(1886)川北村横山に生まれました。兄は横雲。 安芸第三中学校卒業後、一時川北村役場に勤務。のち上海の東亜同文書院に留学、病を得て帰郷後、川北村小学校で教鞭を執るようになりました。本格的に書道を志したのはこの頃からで、新華会に入り鵞堂がどう流を習い、兄横雲の勧めで近藤雪竹せっちくに師事。1日に5合の墨と水を使う練磨を重ね、次第に頭角を現し、雪竹門下の麒麟児と嘱目されます。  大正5年(1916)、高坂高等女子学校の教諭に。同7年(1918)上京して三菱造船会社に入社。在京中に日下部鳴鶴、丹羽海鶴、比田井ひだい天来てんらいらの薫陶を受けています。のち大阪に移り、大正13年(1924)甲子こうし書道会をおこし雑誌『書之研究』を創刊。以後没するまでの八年間、書の研究と普及に精力的に取り組みます。大正15年、堺に建立の土佐藩烈士碑文を揮毫。昭和2年(1927)名著『楷書階梯』、翌3年には大著『書道史大観』を著し、我が国近代書道の先駆的役割を果たしました。昭和8年(1933)没、享年47歳。浪漫的で律動的、清澄感溢れる格調高いその書風は、現在でも慕う者が多いと言われています。

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