女と男 最新科学が解き明かす「性」の謎

女と男 最新科学が解き明かす「性」の謎 NHK取材班 定価: ￥ 640 #NHK取材班 #本 #日本文学／小説・物語 男女はなぜ惹（ひ）かれあうのであろうか？　脳科学は「恋」のメカニズムを解明しつつある。その中心は快楽をつかさどるドーパミンという脳内物質の大量分泌である。しかし、これは体への負担が大きく長続きせず、「恋愛の賞味期間」は３年ほどだという。そこで、どうすれば男女関係は長続きするのか、科学的探求が進められている。 〈NHKスペシャルwebページより〉 ✦恋人選びに使われる感覚 　女性は「嗅覚」、男性は「視覚」 ……、「恋人選びの際にあなたが重視するのは、次のうちどれですか？」 　①相手のルックス 　②相手の声 　③相手の肌の感触 　④相手の匂い 調査の結果、男性ではルックス(視覚)と匂い(嗅覚)を重視する人の割合は同じくらいだったが、女性では相手の「匂い」を選ぶ人がずば抜けて多いとの結果が出た。 ……。体臭は不快だとか、匂いを嫌う傾向があるように思えるが、本当は無意識のうちにこだわりが働いているのかもしれない。…… ✦いったい男性は女性のどこを 　見ている？ ……。腰のくびれとは、ウェストとヒップの関係。すなわち、その差がくびれを意味する。 ……、「腰のくびれ」は男と女を見分ける重要なポイントなのだ。それはなぜだろうか？ 実は思春期を迎えるまでは、男も女もウェストとヒップの比率はほぼ同じ。平たくいえば「ずんどう」なのだ。ところが女性は、初潮を迎えると、エストロゲンの働きによってウェストとヒップの差が大きくなり、「腰のくびれ」がはっきりしていく。…… 「『腰のくびれ』をつくっているのは、エストロゲンの働きですから、女性のホルモンの状態や妊娠のしやすさといったことをストレートに表しています。つまり、女性が健康で赤ちゃんを産めるかということを示す最高の指標です」 ところで、この「腰のくびれ」は一生あるものではなく、女性が閉経を迎えるとなくなる。エストロゲンの分泌が抑えられていくとともに、ウェストとヒップの比率は再び同じに戻っていくからだ。…… 美品