読本は30巻まで出版された後で出されたもので主人公で直心影流の達人坂崎磐音のその間の住まいの金兵衛長屋,直心影流佐々木道場、用心棒をしている両替商今津屋の絵図や元の奉公先関前藩の絵図、岩根が歩いた江戸の地図が紹介されている。
登場人物の紹介と江戸コラムとしてこれまでの「なぜ」が説明されており長編を読むのを楽しくさせている。
本文は江戸神保小路の直心影流の達人坂崎磐音が佐々木道場の跡取りとして佐々木磐音となり神保小路の尚武館道場の責任を担う。
南町奉行所の手伝いをしながら薫風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ書き下ろし痛快長編時代小説です。
購入時の価格は税抜きで4.536円で、出版は双葉社からです。
出版年月は2008年4月〜2009年7月です。