1巻:メッシュ 1981年初版
2巻:春の骨 1982年初版
3巻:革命 1982年第2刷
4巻:耳をかたむけて 1983年初版
5巻:千の矢 1983年初版
6巻:謝肉祭 1983年初版
7巻:シュールな愛のリアルな死 1984年初版
A5版特殊サイズ
父親に反発して家出をし、ギャングの間で暮らしていた少年メッシュは、偶然が重なり贋作画家のミロン・ファレルと同居を始めるようになる。
中世的な容姿のメッシュは様々なトラブルを呼び込むが、ミロンとの友情を深める中で、次第に精神的自立への道を見出していく。
基本的に一話完結の読みきりによる連作シリーズ❣️
姉が漫画オタクで必然的に少女マンガに触れる機会も多かったのですが、子供心にも『萩尾望都』さんはなんだか“凄いぞ”と思わせた作家でした♪
『ポーの一族』『11人がいる』『スターレッド』『アメリカン・パイ』『トーマの心臓』『百億の昼と千億の夜』などなど
子供には理解しかねる“詩情”溢るる内容ながら“心を持っていかれた”作家でした♪
SF小説はベルヌなどしか読んだことのない子供にとってSF漫画は、たった一言“スゴイ”と呆然とした記憶が未だに❣️
“バンパイア伝説”のもじりかと思った『ポーの一族』はそれほど“単純な”物語でも無く、“不死”を大テーマにした“叙事詩”なのだと思うことにしました♪
なにぶん40年以上も経過、若干経年劣化による焼け、一部カバー、帯破れ等あります♪
ただ、古書レベルからは状態は概ね良好かと♪