◇生田花世 (徳島出身)作家 詩人(青踏参加編集) 『女人芸術』◇命ありてことし

◇生田花世　◇晩年短冊◇ (徳島出身)作家 詩人「青踏」参加(編集者) 女性文芸誌『ピアトリス』創刊 『女人芸術』誌発刊協力 (徳島県上板町西崎安太郎の長女)県立徳島高等女学校卒業後教員(半田小学校 松島小学校) 歴任後に上京『青鞜』誌に参加、『新しい女の解説』『昔の男に対して』『恋愛及生活難に対して』等の告白感想文を投稿。 1914年詩人生田春月(22歳)と同棲。 同棲後に春月と共に生田長江の『反響』誌に加わり、翌年青鞜の良家子女と、雑誌上で『貞操論争』。 大正4年秋、青鞜最末期に伊藤野枝の編集実務引継ぐ。 28歳時に平塚らいてう、生田長江らと女性文芸誌『ピアトリス』を創刊。 昭和3年長谷川時雨に乞われ『女人芸術』誌発刊に協力。創刊号に『獅子は抗しがたし』を載せた。 1930年春月の自殺後『生田春月全集』全10巻を編集刊行。 45歳時には長谷川時雨の月刊新聞『輝ク』を手伝う。『輝ク部隊』評議員となり、支那事変下の上海 南京の日本軍を慰問。傷病兵の慰問、海軍記念日の講演、『銃後純情』『生かす隣組』刊行など、『日本文学報国会』会員となる。 敗戦直後57歳秋に寄寓先で「松花塾」を開設し『万葉集』を読み出版も再開。1954年より杉並区主婦達への『源氏物語』講義「源氏の会」開設 「源氏の会」は33会場、聴講者計400人以上に広がり隆盛きわめるも78歳時に高血圧を発症し半年休むも再開。1967年の誕生会には300人が『生田源氏』の出版と著者花世の傘寿とを祝った。 その後も「源氏の会」を巡り講義を続けたが、1969年暮に再発。翌年秋には野猿峠の光照寺に会員達により建立された花世歌碑の除幕式には病院から出席。 明治21年〜昭和45年没82歳 ◇命ありてことし限りの真間川の夜の桜をめでにけるかな　花世 ◇ ◇古いものですのでキズ ヨゴレ イタミ キレ オレ シミ ヤケ カケ 虫クイ等が有る場合がありますので、画像でご納得の上での入札をお願いいたします。 ◇正式な鑑定は受けておりませんので、ご理解下さい。 ◇出品者が長年にわたり収集してきたモノを出品しておりますので、長期保存品です。新しいものではありませんので骨董に詳しい方のみの入札をお願い致します。 ◇よみについては正確でない場合もありますのであくまでも参考程度として誤りありましたら訂正下さい。