徳間 CD 文庫『ショパン』（ピアノ協奏曲　第１番：アンネローゼ・シュミット）

1991 年 12 月 31 日　初刷 発行所：株式会社徳間書店 TCD・C - 21 紙箱の中に、CD が１枚と別冊の解説本が入っています。福島章氏の「作曲家の深層心理：男性脳と女性脳」をはじめ、「映画で聴くショパン」等、読み物としても楽しめます❗ ● 収録曲 ＆ 演奏者 ①ピアノ協奏曲　第１番　ホ短調 　作品 11 　アンネローゼ・シュミット：ピアノ 　クルト・マズア：指揮 　ライプツィヒ・ゲヴァントハウス 　管弦楽団 ②マズルカ　第１３番　イ短調 　作品 17 - 4 ③練習曲　第１２番　ハ短調 　作品 10 - 12「革命」 ④バラード　第２番　ヘ長調 　作品 38 ⑤ポロネーズ　第１番　嬰ハ短調 　作品 26 - 1 　アンドレアス・ピストリウス：ピアノ ⑥前奏曲　第７番　イ長調　作品 28 - 7 ⑦前奏曲　第１５番　変ニ長調 　作品 28 - 15「雨だれ」 ⑧幻想即興曲　嬰ハ短調　作品 66 　エルフルン・ガブリエル：ピアノ ⑨夜想曲　第２番　変ホ長調　作品 9 - 2 　（編曲：G ・ E ・ リシュカ） 　エゴン・モルビッツァー：ヴァイオリ 　ン 　ロベルト・ハネル：指揮 　ベルリン放送管弦楽団 かつての東ドイツのピアニスト、アンネローゼ・シュミットをご存知ですか？ 東ドイツ唯一のレコード会社ドイツ・シャルプラッテンに大切にされ、一流の指揮者たちと共演して、世界中にその演奏を伝えていました。日本で最も人気があった東ドイツのピアニストだと思います。７０年代来日時には美しい容姿にも注目が集まり、雑誌の表紙を飾ったりしていました。当盤記載のプロフィールには、「美人ピアニストのはしりといわれました」とあります。彼女はどういう気持ちで、ベルリンの壁の崩壊を体験したのでしょうか？　９０年には、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学の学長に就任しています（2022年死去）。 この時代の東ドイツの演奏家たちは、地味で正統な演奏と評されていましたが、このショパン、充実の名演と改めて納得してしまいます❗ 盤面に、ほんの少し傷があります。 素人検品です。傷の捉え方には、個人差があることをご理解願います。 出品前に、全曲の再生確認してあります。 問題なく、再生できます。 自宅で長期保管していた物です。 神経質な方は、購入を控えてください。