SAKE DIPLOMA 論述・テイスティング試験　third edition

SAKE DIPLOMA　論述・テイスティング試験完全対策［Third Edition］ (SAKE DIPLPMA　試験完全対策) 本書は、日本ソムリエ協会教本「SAKE DIPLOMA （Third Edition 2023年3月出版）」に準拠した論述試験、テイスティング試験の完全対策問題集であり、また筆記試験対策「SAKE DIPLOMA試験完全対策1800問」の別冊となっています。 SAKE DIPLOMAの論述試験については、一次試験に必要なキーワードや数値等の基礎知識をベースとして、その背景、理由と結び付け、論理的に説明することが求められます。論述試験は、一次試験のCBT方式とは異なり論述形式とはなりますが、準備方法としては一次試験と共通、もしくはその延長線上にあります。一次試験準備の段階から、論述試験を意識し、一つのトピックスやテーマ、例えば「生酛造りについて」や「広島県の日本酒造りについて」等、それらに関連するキーワードや数値を結びつけながら体系的に理解し、そして自分の言葉で説明出来るようなアプローチが有効です。本書では、過去問題の傾向を分析し、今後出題される可能性が高い問題111問とその解答例を纏めていますので、論述試験対策とともに、一次試験対策にも並行してご活用ください。 SAKE DIPLOMAのテイスティング試験については、ソムリエ、ワインエキスパート一般呼称試験のテイスティング試験同様、ブラインドテイスティングを行い、用語選択用紙の中から適切な用語を選択し、マークシートで回答する試験です。日本酒の特性に与える要因は、ワイン同様、産地特性や品種（原料米）に加え、酒母、アルコール添加の有無、醸造方法等、多岐に亘るため、それらを正確に見極めることは極めて困難です。一方で、SAKE DIPLOMAテイスティング試験は、コンクール等で出題されるような原料米や産地、銘柄を記述、回答する方式ではなく、あくまでも選択式であり、また出題される日本酒もいくつかのタイプに分類されるため、そのタイプの見極め、及びそれに合致する用語（選択肢）をマスターしておけば、比較的容易に合格点に近付くことが可能です。本書では、過去に出題された日本酒を4つのタイプに分類し、それぞれのタイプ別に用語選択例を整理しました。