よく見えます！　希少！　ニコン三眼正立位相差顕微鏡＋おまけ

ニコンの正立三眼位相差顕微鏡OPTIPHOTです。 希少な位相差顕微鏡です。位相差顕微鏡は，試料を染色することなく，生きた細胞や組織を観察することができます。 中古の顕微鏡は大抵管理が悪く，光学系にカビや汚れがあったり、ステージが動かなかったりしますが，全てチューンナップしましたので，安心して使っていただけます。 対物レンズ　10X 20X 40X 100X （油浸）全て位相差 接眼レンズ　10X，２個　 光源はハロゲンランプでしたが，ランプが頻繁に切れ，長時間使用すると発熱でランプハウスを変形させるのでLED仕様に替えました。LEDの寿命は50,000時間といわれ、ランプ切れの心配は無くなります。 顕微鏡前面アナログインジケーターは経年劣化で大抵の場合壊れています。この顕微鏡でも動作していたものが突然動かなくなり、デジタル電圧計に置き換えました。表示をグリーンLEDで見やすくしています。 位相差コンデンサーは，対物レンズの倍率に合わせた数字にダイヤルをあわせます。10Xレンズであれば，ダイヤルは10にします。位相差観察は、びっくりするくらいコントラストがでます。0に合わせると，明視野顕微鏡（通常）として観察できます。また，例えば10Xレンズに対してダイヤルを100にすると，簡易の暗視野照明が可能です。 双眼に加え上部に三眼めの開口部があります。双眼部を回転させることでレンズからの光が三眼目に向かいます。接眼レンズの1つを三眼に装着すると，真上からも観察できます。写真やビデオ撮影には必須です。 光源絞りもついていますので，ケーラー照明ができ、生きた細胞の観察に有効です。実際に観察してみると，かなり明るく鮮明に観察できます。 本体内部の汚れやサビもクリーンアップし，ギアなどにグリースアップ，さらに一部塗装も修理しましたので，長く使っていただけると思います。 おまけとして，お手元に届いてすぐに観察できるようにプレパラートを1枚お付けします。 使い方のマニュアルは以下のサイトで見れます。 https://scientific-instruments.eu/wp-content/uploads/2022/07/nikon-optiphot-manual_0.pdf どうぞよろしくお願いいたします。