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加太こうじ 「街の芸術論」 初版本・昭和44年・社会思想社

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口上 Ⅰ  大道芸・紙芝居/大衆演劇/流行歌/替歌/日本マンガ略史/大衆美術 Ⅱ 落語/浪花節興亡記/講談と大衆小説/色物・漫才/奇術・手品 芸術小論 参考文献 年表 あとがき 索引 あとがき わたしは紙芝居の作画を仕事にして14歳から42歳までの28年間をくらした。20歳ごろまでは、自分が日常の仕事にしている紙芝居の台本や絵は芸術だと思っていなかった。展覧会に並べる絵や、西洋古典音楽や、私小説のようなものが芸術だと思っていた。そのうちに、映画のモンタージュ論を知って紙芝居について考えるようになった。  芸術とは何か、芸術の価値とは、芸術と政治その他実生活とのかかわり合いは、芸術の内容と形式の関係は……そういうことを考えるようになったのである。以後、20年ほど、おりにふれてそういう問題を考えた。42歳になって紙芝居作りを仕事としてつづけられなくなったとき、偶然にも鶴見俊輔氏に電車のなかで出合った。それが初対面だったが、わたしは鶴見氏にすすめられて、昭和34年秋、雑誌・思想の科学に「大道の芸術紙芝居」という小論文を書いた。(後略) 社会思想社・昭和44年6月初版発行の加太こうじ「街の芸術論 日本人の涙と笑い」です。三方に経年のヤケが少しありますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。 54年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。

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