★3冊揃　村の学校•村の日記•村のあらし　ミス•リード作　佐藤健一訳　角川文庫

①「村の学校」 　★平成3年第7版発行。紙カバー付き。 　★カバー背ヤケ、全体に経年のスレ有り。 　★本体三方、ページ内も経年ヤケ有り。 　★小口上部に微細な角曲がり有り。 　★製本はしっかりとしており、通読に支障無し。 ②「村の日記」 　★平成2年再版発行。紙カバー付き。 　★カバー背ヤケ、全体に経年のスレ有り。表紙に　　 　　点シミ有り。 　★本体三方と、ページ内にも経年のヤケ、シミ、 　　スレ、汚れ有り。 　★本文ページ内に亀裂破れ有り。（画像参照） 　★p135角に折れ跡有り。 　★製本はしっかりとしており、通読に支障無し。 ③「村のあらし」 　★平成3年第3版発行。紙カバー付き。 　★カバー背ヤケ、全体に経年のスレ有り。 　★本体三方と、ページ内に経年ヤケ有り。 　★製本はしっかりとしていて、通読に支障無し。 　田舎の独身女教師と、村の人々が織りなす日常の物語、角川文庫マイディアストーリーの三部作です。 　声を大にして申し上げたいのですが、これは面白い！確かに、血湧き肉躍る冒険譚では有りませんし、ドキドキワクワクの恋愛ものでもない、本当に普通の毎日のお話なんですが。 　詰まらない筈の日常を、面白く、心温まる本にするのは、作者の並々ならぬ文才があったればこそ。 　主人公は、田舎の小学校の女校長ミス•リード。彼女の、賢くも円満な、常識人としての目を通して語られる出来事は、人付き合いに悩む皆様へも参考になること請け合いです。（陰口、噂好きのうるさ型ミセス•プリングルとのやり取り、親しみのあるやりこめ方、上手いものですよ！） 　佐藤健一氏の訳文の素晴らしさ。本当に、この方が書いた物語では？と思うぐらい自然でウイットに富んでいて、イギリス人じゃなくてもミス•リードの世界を十分に楽しめます。 　★3冊の内、村の日記の状態が、亀裂破れページが有る（画像参照）他、汚れ多の為、本の状態が気になる方は無理と存じます。他２冊は経年比で良い状態です。 　どうぞ、上記★書きと、画像よりご判断下さい。 　古い本にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。