Journal of Economics 『The Economics Society of Osaka City University』
経済学雑誌 第98巻 別冊 (前期)講義資料 1997年4月
【レア物】大阪市立大学経済学会(現在の大阪公立大学)
Contents
巻頭言/服部容教
【全学共通科日]
社会科学のフロンティア/橋本 文彦
[基礎科日Ⅱ-1]
近代経済学(マクロ 2)/森 誠
近代経済学(ミクロ2)/辻 賢二
[ 応用科目]
公共経済学/惣宇利紀男
地方財政論/長沼進一
労働経済論特殊講義/福原宏幸
都市経済論/木村收
経済地理学/辻悟一
[資料]
卒業論文の書き方
平成9年度大学院経済学研究科
前期博士課程入学試驗問題
平成8年度経済学部後期試験問題(第Ⅰ部)
平成8年度経済学部後期試験問題(第Ⅱ部)
【内容の抜粋】 平成8年度 大阪市立大学経済学部後期試験問題第I部
近代経済学(マクロ経済学1)(森)
回答の順番はA→B→Cでなくても構わないが、A→B→Cでないときは順番をまずことわりなさい。また、A,B,Cを混ぜて回答してはいけない。
A. 以下の問いに答えなさい。記号の意味は講義で用いた意味である。
A1.労働供給N”が0<6(一定)のときN5=0,8mwのときN®=L(一定だとする。労働供給曲線を描きなさい。図1とする。(5)
A2.労働需要曲線は(イ)と(口)が等しいという「古典派の(ハ)」
から導出される。(イ)、(口),(小)にふさわしい用語を(イ)=・・・・・・
という具合に示しなさい。(15)
A3.収穫が(二)する生産関数のとき右下がりの労働需要曲線が描ける。
(二)にふさわしい用語を示しなさい。(5)
A4.今のモデルで常に完全雇用均衡が存在するといえるであろうか。もしそうでなければ、何が原因となる失業が存在するといえるであろうか。(5)
A5.図1に完全雇用が成立するような右下がりの労働需要曲線を描きなさい。(5)
A6.完全競争市場における調整(価格競争)を図1を用いて説明しなさい。(10)
B. 「貿易黒字は貯蓄超過国の貯蓄の投資超過国への貸付である。」という考えがある。議論を簡単にするために本国と外国の2国間の貿易だけを考える。また,政府部門を捨象する。
B1.本国において、民間貯S,民間投資I,