●宗教はよく死ぬための予習？●人はなぜ宗教を求めるのか？世界の宗教構造がわかる

●『池上 彰の宗教がわかれば世界が見える』 (文春新書) 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 ( 2011/9/5第5刷) 新書版サイズ ‏ : ‎ 17.5×11.0×1.1cm。269ページ ●【内容紹介】 仏教、ユダヤ教、キリスト教からイスラム教まで。無宗教だけど信心深い日本人は宗教とどう向き合うべきか。やさしくて深い入門書です。 人はなぜ宗教を求めるのか?日本人は「無宗教」なのか?スピリチュアルブームの正体は?仏教、キリスト教、イスラム教の3大宗教から、神道、ユダヤ教まで、7人の賢人と池上さんが読み解いた。世界を正しく理解するために必要なエッセンスがこの一冊に。 多くの命が失われた3.11東日本大震災以降、宗教が気になる方は多いでしょう。さらにビンラディン殺害や中東革命など、海外ニュースの背後には宗教が潜んでいる。そこで池上さんが、三大宗教の専門家はじめ7人の賢者に、素朴すぎる質問をしてくれました。「南無阿弥陀仏」の意味は? 「最後の審判」は来ますか? 「コーラン」って何? 島田裕巳さん「葬式はいらない」の? 養老先生「いい死に方」って何ですか? 池上さんのやさしい解説で、究極の「人生のレッスン」が学べます。 ●【購読者レビュー】 キリスト教、ユダヤ教、イスラム教などの代表的な宗教について、各界の権威とのインタビューを通じて、分かりやすくまとめられている。また、それらの宗教観から、日本人の独特の宗教観について言及されており、入門書としては非常に入りやすい本だと思う。 入門書というよりも、各宗教教義の考え方の源泉を対話方式できちんと説明してくれているので、自分の肌感に合う宗教、合わない宗教が割と明確になるのではないかと思います。 源泉の考え方がわかっていれば、信仰心の篤い人たちの行動に同意はできなくても納得は出来る。 でもおそらく、この本で言いたいことは、各々の宗教がどうのこうのという話よりも、「よく死ぬとは、よく生きるということ」この一文なんだと思います。 よく生きる方法は、宗教のチカラを借りてもよいし、各々が自分で見つけ出してもよい。ただ、よく生きましょうと、そういうことだろうな、と思いました。 ●【中古状態など】表紙の見開き上部かど小さいかど折れ。カバー表面微々スレやプチプチ微々打痕あり。