発行国:台湾(中華民国)
発行日:1998年
抜粋
***********************
■『元世祖出猟図』は、劉貫道(13世紀後半に活躍)の1280年の作。大型作品で、北方の砂漠地帯、見渡す限り果てしなく広がる黄色い砂の海を、駱駝の隊列が横断しているところである。近景に馬上の人々が描かれている。弓をつがえる者、肩に鷹を乗せている者、犬を追う者、豹を連れている者などさまざまで、今正に狩りに出かけようとしている様子である。騎馬の人物中、黒い馬に乗り、白い毛皮をまとっているのが元世祖であろう。世祖に並んでいる白い衣服の人物が皇后であろうか。その他の八名はおそらく侍従で、うち一人は中央アジアの黒人奴隷である。台湾・国立故宮博物館
状態は写真にてご確認お願い致します。
素人保管ですので、神経質な方は、ご遠慮ください。
差し替えによるトラブル防止のため、いかなる理由であっても、返品はご遠慮いただいております。