パキスタンスカルドゥ産 双晶の様なハート型水晶

パキスタンスカルドゥ産のハート形水晶です。自立します。 一見日本式双晶に似ていますが、双晶ではありません。双晶について下記に記載いたします。 水晶の双晶は十数種類あるといわれており、代表的なものには日本式双晶、ドフィーネ式双晶、ブラジル式双晶などがあります。 ドフィーネ式双晶、ブラジル式双晶は貫入双晶と言われ、一つのポイントに２つの右側水晶と左水晶が貫入していて、右と右または左と左の組み合わせですとドフィーネ式双晶、右と左ですとブラジル式双晶になります。 いわゆる双子の水晶の代表として日本式双晶があります。日本式双晶は2つの結晶が84°33′の角度で接合したもので、その形から「平板式夫婦水晶」とも呼ばれていました。2つの結晶が丁度よく接合しているので、江戸時代には眼鏡に加工されることもあったそうです。 日本式双晶の原産地として山梨県乙女鉱山が有名です。乙女鉱山はは花崗岩ペグマタイトに産する水晶を採掘し光学ガラスなどの原料としていた鉱山で、大きな日本式双晶で世界的に知られています。この双晶が文献でJapan law twin（日本式双晶）と表現されるようになったのは1900年以降のことで、当時、日本産の双晶が広く知られ研究されていたため、このように呼ばれるようになったようです。しかし日本式双晶が生じる仕組みはまだ解明されていません。 他にもエステレル式双晶、ベロータ式双晶やチンワルド双晶等がありますが、エステレル式は以前乙女鉱山産を出品いたしました。その他は高温水晶(ベータ水晶)に見られるとされていますが、通常の低温水晶(アルファ水晶)にもあると言う説もあります。 双子の双晶にはそれぞれの結晶に平行な面があり、同時に光を反射する２つの面があれば双晶の可能性が高いと大先輩に教えて頂きました。双晶を手に入れて試して見て下さい。 40.4×37.8×13.2mm 26.71g #水晶 #原石 #天然石 #パキスタン #カラコルム #スカルドゥ #ハート形 #日本式双晶 #双晶 #パワーストーン #ヒーリング #スピリチュアル