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グリモー(p) ザンデルリンク/ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

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CGケロ(クラシックCD3000点出品)
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ブラームス ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15 エレーヌ・グリモー(ピアノ) シュターツカペレ・ベルリン 指揮:クルト・ザンデルリング 録音:1997年10月21、22日  ベルリン、シャウシュピールハウス(ライヴ) グリモーがまだ28歳の1997年、当時はもう指揮界の御大であったザンデルリング(当時85歳)の振るSKBをバックに演奏したブラームスP協奏曲第1番のライブ録音で、この青年の屈託的な音楽を若いグリモーが女性としてどこまで聴く側の私にフィットしてくれるかが注目の盤でありました。結果的にはライブ故もあって若干のタイミングミスも手伝って中々リアルでこの曲にフィットしたある「野蛮な」面を見せた出来上がりになっており好感を持ちました。要は女性だからといって決してなよっとしたものではなく、しかし細部まで立体的に高い精神的高揚感と恍惚感を伴いつつ丁寧に運んでおり彼女自身がブラームスとの相性を是としている事が肯けます。バックの特に第1楽章前奏のゆったりとした少し粘り気と凄みを宿した演奏が指揮者とこの悲劇的曲想について充分調整された彼女のアプローチを際立たせた様にも思います。本楽章終わりのコーダもゆっくりと攻めて行きます。第2楽章は内省的な美しい「祈り」的な感じです、この楽章が終わると通例的に即最終楽章に突入します。テンポとしては速めで前楽章とのコントラストを強調。感情的に前のめり気味にはなっていますが次第に透明感を増して冒頭の前奏からの推移が手に取る様に分かります。 ザンデルリンクの指揮に合わせてグリモーがオーケストラの一部であるようにピアノを美しく響かせています。テンポがゆっくりなのと、オーケストラの音色が素晴らしく、その流れにたゆたうようにピアノを奏でるグリモーの表現に驚かされました。このような演奏こそ、オケとピアノの共演となり、ブラームスが意図した理想的表現なのだと思います。 国内盤【廃盤】帯付き、盤面傷無し 15 *まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き
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