万葉集 巻三の三三八の句
「験(しるし)なき物を思(おも)はずは一杯(ひとつき)の濁(にご)れる酒を飲むべくあるらし」を、表した書の色紙になります。
祖母が、かれこれ昔に頂いたのですが、仕舞ったままにしておりました。
書家の方のお名前は不明です。
[この句の意味]
考えても仕方のない物思いをするぐらいなら、一杯の酒を飲むほうがよほどいいらしい
旅人は、万葉集の編者ともいわれる大伴家持(おほとものやかもち)の父で、九州の隼人の反乱を鎮圧する「征隼人持節大将軍」などの職に就き、武門の名門大伴家の主にふさわしい活躍もしましたが、反面、歌を詠み酒を愛する享楽家でもあったようです。
旅人の「酒を讃むるの歌十三首」の代表作であるこの句をお好きな方に、ぜひお譲りできれば、幸甚に存じます。
色紙は、色味が画像2のようなクリーム色になっております。
万葉集 色紙 額 大伴旅人 338
インテリア雑貨 和風 壁飾り 額縁
額装は、ガラスが嵌められておりますので、
念のため配送事故が起きないよう、画像5の通り養生テープで補強させていただいております。
箱をさらに緩衝材でくるんで、らくらくメルカリ便にてお届けいたします。