エルンスト・ペッピンク オルガン曲作品集 シュトゥックマイヤー

エルンスト・ペッピンク ( Ernst Pepping 1901-1981) オルガン曲作品集 シュトゥックマイヤー 1944年の「神の恩寵リスト」に名がみえ、ナチス時代から戦後にかけて活動した、20世紀ドイツ音楽の重要な作曲家のひとり、ペッピングのオルガン曲作品集です。 CD1枚 CPO 999 039 2 1991年発売 made in Germany ・コンチェルトⅡ(1941) ・コラール「明けの明星は美しく輝く」によるパルティータ(1933) ・4つのフーガ(1942-3) ・パルティータ「ああなんて儚い、なんて虚しい」(1953) ドゥイスブルク生まれ、ナチス政権樹立後の1934年からベルリンで教職を務め、戦後は1947年から教職に復帰、1953年にはベルリン音楽アカデミーの教授になっています。 戦中の1942年に、フルトヴェングラーが交響曲2番をベルリンフィル定期で演奏、そのマグネトフォン録音が残っていることで広く知られている作曲家です。交響曲は3曲、マタイ受難曲など宗教曲が多いです。 ワルター・グマインドル(1890-1958)の弟子なので、シュレーカーの孫弟子にあたり、チェリビダッケやライトナーと同門になります。 このアルバムは、活動初期、戦中、戦後の曲をカップリング。メインとなる協奏曲は3楽章形式です。 シュトゥックマイヤー(1931-2015)はエッセン生まれ、ケルンで学び、1960年代から活躍、CPOをはじめ、150近い録音があるそうです。 現在、入手困難なディスクと思います。 ・ケース、ブックレットに細かいキズ、汚れがあります。 ・当方の機器では再生に問題はありませんでした。 ・素人保管になります。 よろしくお願いします。