1 / 3

Please read the item description carefully as the item photos may not match the actual product. View original page

Translate

22年目の告白-私が殺人犯です- 浜口倫太郎

Price

¥ 350

( ≈ -- )
Item Condition
No apparent damage/stain
Japan Domestic Shipping
¥0
Estimated Shipping Time
Within 2~3 days (Reference only)
Seller
ビッテン書房
More
Rating
1794
8
長期自宅保管となりますが、写真のように保存は比較的良好です。ご了承いただけるかた宜しくお願い致します。 他の商品と同時購入希望の方は送料が節約できる場合、割引ができることがあります。その場合は購入に進む前にコメントください。 殺人の暴露本なんて読んで面白いのかしらとは思うものの、本作ではこの書籍が玄人はだしの妙齢な筆致で描かれており、どうやら文学としても一級な出来という設定です。  主人公はこの小説を持ち込まれた3流出版社の書籍編集者・川北未南子。しかも原稿を持ち込んだ作者であり、連続殺人者・曾根崎雅人は美しい青年。その原稿はすでに時効が成立した22年前の連続絞殺事件の生々しい殺害シーンです。こんな猟奇ゲテモノ、キワモノ小説がそもそも出版されていいのか、とおもいますがそこは3流出版社。キャンペーンをはって派手に売り出します。出版する方もいかがなものかと思うところですが、のぞき趣味の民度が低い日本人たちはこれをこぞって買ったため200万部というダブルミリオンになるのです。面白くないのは実際に殺された被害者の遺族たち、そして犯人を逮捕できなかった警察組織の当時の捜査担当者たちです。曽根崎は遺族たちの恨みを買って危険な目に合いますが、警察の手によって守られたりするのでした。日本中を熱狂させた「殺人者による告白本」に対してマスコミも飛びつきます。かくしてニュース番組で正義派キャスターと曽根崎の一騎打ちが実現するのですが、この放送中に「自分が真犯人だ」と名乗り出る人物が登場してその生々しい殺害ビデオをスタジオに持ち込むのでした。 曽根崎は偽物?だとしたら只のお騒がせ犯?それにしては告発本が精緻にできすぎていて・・・。
Translate

Related Items